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美和ロック LA-8浴室錠交換

栃木県宇都宮市F社様の依頼です。『浴室のレバーが下がったまま戻らない』とのことです。

美和ロック製『LA-8(BS38mm)』浴室錠が取り付けられています。

レバーハンドルは下がったままですが、力を入れれば何とか戻ります。フロントを外してみると、錆がちらほらと・・・・

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念のためケース(錠前)を外して確認したかったのですが、レバーハンドルが抜けません。事故(閉じ込め)が起きる前に、一刻も早く交換したいところです。

早速問屋さんに在庫を確認しましたが、『受注発注品なので在庫なし、納期は約2~3週間』との報告。

お客様に事情を説明し、部品が届くまでの間、レバーハンドルを下げたままで使用していただきました。

2週間後に部品が到着し、作業開始。

室内側のレバーハンドルと丸座を外したところですが、かなり酷い状態です。又、丸座を固定する貫通穴2ヵ所がありません。メーカー推奨の取り付け方法と違っているようです。

※室外側には、丸座とドアを直接固定するネジ穴(M3)が上下に開いています。この方法は、同じ美和ロック『LD』等の丸座固定方法と同じなのですが、室内側には何故かありません。疑問です・・・

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扉に傷をつけないようドリルで慎重に壊し、何とかレバーハンドルを抜きました。

左は、レバーハンドルを抜いてケースを外した状態(室外側から撮影)。

右は、レバーハンドル用の貫通穴2ヵ所(Φ8mm)を追加で開けたもの(室内側から撮影)。これで、丸座を室内・室外から挟んで固定(メーカー推奨)できます。

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外した後の状態です(新品の撮影を忘れました)。特に、レバーハンドル周りの錆が目立ちます。

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浴室は湿気が多いため、錆による錠前のトラブルは避けられません。

少しでも『動作が変』だと感じたら、早めに交換することをお奨めします。そのまま放置していると、最悪、閉じ込め事故につながります。

※F社様の御了解を得てブログに公開しています。御協力有難うございます。

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